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プラネタリウムのふたご

090915_プラネタリウムのふたご_s

~「ほんものを見る、っていうのもな、むろん大切なことだよ」
泣き男はつづけた。
「でも、それ以上に大切なのは、それがほんものの星かどうかより、
たったいま誰かが自分のとなりにいて、自分とおなじものを見て喜んでいると、こころから信じられることだ。そんな相手が、この世にいてくれるってことだよ。」
そういって赤らんだくちびるをとじると、泣き男はおもむろにスープにもどった。
さじの皿にあたる音がしずかにかちゃかちゃとひびく。~

(いしいしんじ プラネタリウムのふたごより)

トリツカレ男の原作がとても良かったので、
なかなか読み進められずにいたこの本に再度挑戦する。
いしいしんじの作品の中で、長編作品はあまりとくいではないものが多く、
ゆめの中で必死に走ろうとしているときのような
進みたいのに進めないまどろっこしいおかしな感覚におちいる。
(麦ふみクーツェに関してはとちゅうで投げ出してしまった。)

でも、後半、あるエピソードを境に、するすると流れ出した。

こころにすとーんときたことばは、上記の泣き男のセリフ。

わたしの父は地学や天文に詳しい。
幼い頃はよく、懐中電灯の明かりを夜空にむけて放ち、
星と星を差して小さいわたしと弟に、星座を教えてくれたものだ。

そんないとおしい、いつかの夏休みの夜を思い出した。
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だしいれ上手になりたい。

090820_すてきなあなたに

母の昔愛読した、暮らしの手帳社の
「すてきなあなたに」

とてもふるびたその本を
最近よく持ち歩いている。
装丁が、とてもきれいだからだ。
ぱらぱらめくって
なんだかいい予感がする本。

しごとで目と、のうみそを酷使した帰りは
ほんとうは本すらひらきたくないきぶんによくなる。

そんなときは本もスケッチブックも
ほんとならたのしい暇つぶしが色々と入っている鞄を
ぎゅう、と腕で抱きしめ、ひたすらじっとする。

じっとめをとじて人のはなしをぼんやり聞いたり
音楽をきいて、かんがえごとをしたり
けれどたいていそういうふうにかんがえることは
ぐるりぐるりと自分のうちがわを回転するばかり。
聞こえてくることばも愚痴ばかりだったりするから、
こたえには辿りつきようが無いし
ましてや、よい発想にはむすびつきっこない。

きょうは思い切って鞄をあけて、
持ち歩いていたその、
黄ばんでしまってはいるがとても素敵な装丁の本を
ぱらりぱらりとめくってみた。

皮のようなてざわりが良いカバーも、
内容の上部にずっとつづくかわいい線画のイラストにも
ほとんど色はない。
紙のクリーム色と、活版で印刷された活字の黒の美しさ。
見返し部分の濃い紫と合わせた、手書きのタイトルの紫色。

活字に目をすべらすと、

外国で生活するなかで驚いた、すてきな習慣や、
お洒落のこと。食べ物のこと。
ちいさな気づきや驚き、
「美しいな」
「すてきだな」と思うきもちを
飾らずすなおに書き記した文章に、

はっとする言葉をいくつも見つけた。

そして、色が頭の中ではじけるのがみえた。

疲れているのに、無理するのもよろしくないけれど、

ときにはつとめて、すこしえいっと気合いをいれて
「インプット」
することはたいせつだあと、

夜の電車の中、染み入るように思った。

インプットとアウトプット。
えらんで、いれて、感じて、だす。

そのわたしなりのバランスを、
築いて、保てたらいいなあ。

すてきなねがい

muumin-party.jpg

たのしいムーミン一家/作・絵=トーベ・ヤンソン

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たいせつなこと

taisetsynakoto_s.jpg

13日の金曜日=春一番がふいた夜=バレンタイン前日

あづみのアパートで
チョコレートクッキングパーティー(恒例??)

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キョーダイってイイナア

2月あたまに我が弟の誕生日があったので
珍しく、プレゼントをあげました。

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